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ピッタ人はこんなことに注意!
これから夏本番、日に日に暑さが厳しくなります。
そこで、皆さんは夏をどのように過ごされていますか?

アーユルヴェーダでいうと、夏はピッタが蓄積する季節なのです。ピッタ体質の人にとっては要注意。気を付けないと暑さが残る初秋には、ピッタ増大!なんてことに為りかねません。体調を崩すのは大体が季節の変わり目、この夏を何とか乗り越えましょう。今回は、ピッタ体質に焦点をしぼり話します。

ピッタ(Pitta)
■ ピッタの属性は平均。体形も中肉中背。自信に満ちた野心家。競争を好む。
■ 支配要素は火、水。
■ 座は胃と小腸。
■ ヴァータの軽さを共有。
■ ピッタを増加させる味覚:すっぱい、しょっぱい、刺激性。赤身の肉を避けて。
■ ピッタを安定させる味覚:甘い、渋い、苦い。冷たい食べ物。
  例えばサラダ、チキン、魚、豆腐。
■ ピッタの持つ性質は、熱い、鋭い、軽い、動く、微油性。

ピッタを鎮める方法は、
 1. ピッタと反対の性質を持つ日常生活『鎮静療法』を行なうこと。
 2. すでに蓄積している余分なドーシャとアーマを排泄すること『浄化療法』。
『鎮静療法』
  (1)休息を充分にとり、日中の特に暑い時間帯の活動は控える。
  (2)ピッタを鎮める冷性(氷で冷やしたものは、アグニ(消化する力)を弱めるので
    アーユルヴェーダでは禁じている)で、水分の多くて甘い液状の食物、例えば
    メロンやスイカなど。
  (3)辛くて刺激の強い食物は避ける。ピッタが乱れるとアルコールに依存する
    傾向が あり、アルコールはピッタの火に油を注ぐようなもの。コーヒーや紅茶に
    含まれるカフェイン、辛味、塩味、酸味、発酵した飲食物もピッタを増加。
  (4) 過激な事柄(ホラー映画、討論、競技)を避け、穏やかな事柄に触れる。
  (5) アウトドアなど自然に触れ、視覚を和ませる。
  (6) 水泳など、熱した体を冷ますこともよい。
    『浄化療法』 前処理→中心処置→予後処置
 前処理(エステや自宅で出来る)どのドーシャ体質にも、この浄化療法は行なう。

●消化(剤)法:アーマ・パンチャナ 消化の火であるアグニを高め、アーマ
  (未消化物)を消化しきる方法。白湯を飲んだり、食べる量を減らして体内に
  溜まっているアーマの消化を促す。
●油剤法:スネーハナ 油を身体に染み込ませて、アーマや余分なドーシャ
  (老廃物)を排泄しやすくする。
●発汗法:スウェーダナ サウナなどで加温して発汗させ、スロータスといわれる
  体内の通路を開かせ、 汗などとともにアーマや余分なドーシャを排泄する。  
谷田 和子 先生
アーユルケアBMS(ベムス)主宰。
二度の渡印でアビヤンガを学び、十数度にわたるタイ訪問でタイ式マッサージをマスター。整体開節法、フーレセラピー他を学ぶ。美容と健康の増進のため、毒素排泄浄化法を広く普及させようと、美容分野における指導を展開。東京・五反田でアーユルケアBMS(ベムス)を主宰する。伝承健康医学研究所・講師として日本全国を周る。